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(113)梅雨もなかなかいいものだ

作 品

・つばめがねひくいとこ飛び雨がふる
京都市・西陣中央小4年 伊吹日向子

・梅雨の時やわらかすぎる砂だんご
京都市・嵯峨野小2年 西田 翔 

・あじさいの小さな花はおさらみたい
京都市・砂川小2年 川合 里奈

ねんてん先生

 伊吹さん。ぶつかってくるのか、と思うくらいに低く飛ぶことがあるね、つばめは。そんなときは雨が近い。伊吹さんは雨が好き? 私は、梅雨(つゆ)の時期のじとじとはきらいですが、でも、雨にぬれるのはなんとなく好きです。びっしょりぬれるのが好きなのです。先日、サッカーの好きな2年生といっしょにびしょぬれになってボールをけりました。それから2人で風呂(ふろ)に入ってひえた体をあたためました。2年生が言いました。「ジージ、昼風呂はごくらくだ」。風呂に入る前に昼風呂という言葉を教えてやったのです。

 西田さん。水分が多すぎて砂だんごを作りにくいのかな。それもまた梅雨の時期の特色ですね。まるめようとしてくしんしているようすが目にうかびます。

 川合さん。このアジサイは日本原産のガクアジサイのことでしょうか。青むらさき、または白むらさきの花をつけますが、たしかに小さな皿(さら)のようです。普通の大きなアジサイはこのガクアジサイが元になってできたのだそうです。

 アジサイは梅雨時の花です。漢字では紫陽花と書きます。色がよく変わるので七変化(しちへんげ)という名もあります。(俳人・佛教大教授 坪内稔典)

【2011年6月12日掲載】
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