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(119)涼しげだね ゴーヤのカーテン

作 品

・ゴーヤの葉準備万端夏よ来い
京都市・京都女子大付属小6年  吉村 魁

・大雨がかんぜんやんでいいてんき
京都市・嵯峨野小3年  東 航平

・よく見たら目が三角やてんとう虫
京都市・西陣中央小4年  伊吹日向子

ねんてん先生

 吉村さん。ゴーヤのカーテン、涼しいですか。この夏はゴーヤ、アサガオ、ヘチマなどの日除(ひよ)けが大活躍(だいかつやく)していますね。植物だけでなく、スダレ、布(ぬの)なども日をさえぎってくれます。ゴーヤのカーテンやスダレを季語では「日除け」「日覆(ひおお)い」と言います。昔からいろんな日除けを工夫(くふう)して人々は涼(りょう)を取りました。

 東さん。「かんぜんやんで」という言い方がいいね。梅雨があけた感じだ。とすると、「いいてんき」であることはもう分かるから、「いいてんき」のところに、たとえば「せみの声」とか「てんとう虫」を入れたい。ぐっと夏らしくなるよ。

 伊吹さん。「目が三角や」という表現におどろきの気持ちがよく出ています。私は伊吹さんの句を見てから虫の図鑑を開いて天道(てんとう)虫を調べました。でも、写真が小さく、三角の目の確認ができていません。近いうちに昆虫館へでかけ、天道虫をじっくり見てこようと思います。そうそう、私も天道虫の句を作っています。

肩(かた)に来たこの天道虫は原田君

 どうですか、この句。肩にとまった天道虫、それを、あっ、原田君だ、と思ったのです。原田君は昔々の友だちです。(俳人・佛教大教授 坪内稔典)

【2011年7月24日掲載】
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