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インデックス

(132)すてきな表現を探してみよう

作 品

・足よりも心ぞう走るうんどう会
京都市・嵯峨野小2年 西田翔

・秋の夕方二人のかげがユーラユラ
京都市・西大路小2年 朽木爽夏(さやか)

・おじいちゃんお便りがわりにプチトマト
大津市・瀬田中1年 野上友惟

ねんてん先生

 西田さん。「足よりも心ぞう走る」はすてきな表現です。ほんとうにそんな感じだよね。私はこの秋、近所の幼稚園の運動会を見ました。走ったりおどったりする園児の顔(かお)がいきいきとしていました。どの子もいっしょうけんめい、だからいい顔になるのだ、と思いました。

 朽木さん。秋の夕方はすぐに日がしずみます。そのせいでしょうか、ちょっとあやしい感じがあります。ユーラユラのかげは自分たちのかげだけど、でも、そのかげがちょっとあやしいのですね。

 野上さん。お便りがわりにプチトマトをくれたおじいちゃん、そんなおじいちゃんっていいですね。おじちゃんはトマトを作っていて、トマト作りの名人なのかな、と思いました。

 先日、南丹市の西本梅小学校へ行きました。全校で40名あまりの小さな学校です。みんなで集まって575を作りました。「よめなはねむらさきいろでぼくをまつ」(田中千也)、「よめなはね草色花色いい色だ」(中井創太)、「よめなはねはなびら何まいかぞえよう」(奥主志野)、「栗(くり)ですよ栗まんじゅうに栗ごはん」(船越魁人)、「栗ですよくりの部屋はきゅうくつだ」(岡本侑奈)。よめなは低学年の、栗は高学年の作品です。

(俳人・佛教大教授 坪内稔典)

【2011年10月23日掲載】
小学生の俳句を募っています。作品3点までと、住所、氏名、学校名、学年、電話番号を明記し〒604−8577 京都新聞文化報道部「ねんてん先生の575」係。メールは575haiku@mb.kyoto−np.co.jp