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(136)季節先取り、よいことありそう

作 品

・机をねみんなで囲んで栗をむく
京都市・北白川小6年 松岡美佑

・ビブレはねまだ秋なのにクリスマス
京都市・西陣中央小4年 伊吹日向子

・行きたいな九さいだけど七五三
京都市・松ケ崎小3年 渡邉瑞加

ねんてん先生

 松岡さん。こんな作業、楽しいよね。友だちどうしでも家族(かぞく)でも、みんなと同じ仕事(しごと)をするというのは、なぜかわくわくします。話が盛(も)り上がって手が留守(るす)になったりしますね。「話ばかりしないで、ちゃんと、栗(くり)をむきなさいよ」としかられます。

 伊吹さん。ほんとにそうです。ビブレだけでなくデパートや商店街もクリスマスの飾(かざ)りになっています。季節を先取りしているのですが、先取りするとなにかよいことがありそうな、そういう気分(きぶん)が私たちにはあります。でも、逆に、幸せや楽しみは後に残す、という人もいますね。たとえば、ごはんのとき、伊吹さんは好きな物から食べますか、それとも、好きな物は最後(さいご)まで残しておきますか。私はさきに食べますから、ビブレに近いのかも。

 渡邉さん。わかる、わかる、その気持ち。家族そろって七五三のおまいりをしているのをみると、とてもしあわせそうです。見ている自分もいい気分になります。

 七五三のようなめでたい行事(ぎょうじ)のとき、赤飯(せきはん)を食べますね。先日、用事で北海道の函館(はこだて)へ行きましたが、そこで甘納豆入りの赤飯をいただきました。甘い赤飯です。私は甘党(あまとう)なので函館名物の甘納豆赤飯がおおいに気に入りました。(俳人・佛教大教授 坪内稔典)

【2011年11月20日掲載】
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