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(137)よく寝て勉強もしっかりと

作 品

・夜長にね本読むつもりがいつもグー
京都市・嵯峨野小2年 西田翔

・どんぐりにあなをあけたらかたかった
大津市・仰木の里東小2年 五十嵐元(はじめ)

・どんぐりはどうしていましか見れないの
京都市・御所南小1年 笹井甫乃果

ねんてん先生

 西田さん。「つもり」、よくわかります。私はこのごろ、午後9時をすぎたらねむくなります。ねむくなったら、さからわないでねるようにしています。ですから、今ではすっかり早寝(はやね)早起き、「健康優良児(けんこうゆうりょうじ)みたいだなあ!」と自分で自分がおかしくなります。健康優良児という言い方、あまりしなくなりましたが、自然のままというか、よく食べて、よく動き、そしてぐっすりねる子を、かつては健康優良児と呼びました。そういえば、「ねる子は太(ふと)る」ということわざもあります。この「太る」はデブになるということではありません。ねむたいときにはよくねる、そうするとその自然さが人を成長(せいちょう)させる、という意味(いみ)です。

 もちろん、本を読むことも大事(だいじ)です。そして、ねむくなったらグーグーねる、それも大事なんですね。

 五十嵐さん。どんぐりを使って工作をしたのでしょうか。「どんぐりにでっかいきりであなあけた」も五十嵐さんの作です。コマを作ったのかな?

 笹井さんの疑問、いいなあ。「今しか見れない」ものがたしかにあります。どんぐりとか落ち葉とか……。「うちゅうにはかぞくいっぱいあきのそら」も笹井さんの句ですが、「いっぱいのかぞく」も「今」そのものですね。(俳人・佛教大教授 坪内稔典)

【2011年11月27日掲載】
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