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インデックス

(140)学校や山、いろんな名前使って

作 品

・堀川のいちょうきらきらさあ帰ろ
京都市・西陣中央小4年 伊吹 日向子

・サンタさんぼくを見てるよせすじピン
京都市・嵯峨野小2年 西田翔

・あっちっちおにぎりあついにぎれない
大津市・仰木小3年 北川 樂(がく)

ねんてん先生

 伊吹さん。最後の「さあ帰ろ」がいいです。イチョウがきらきらと散る中を帰るようす、それが目にうかびます。帰って行く伊吹さんもきらきらしている感じです。

 堀川は京都市の地名ですが、鴨川の水を引いた堀川は、平安京がつくられたときにできました。その堀川は、友禅染(ゆうぜんぞめ)などの染め物に使われてきました。京都のはなやかな染め物を生みだした川、それが堀川でした。とすると、いちょうの散る中を帰る伊吹さんも、染め物の絵になっている感じだよ。

 地名を出すと575のことばの世界が具体的になります。学校名、住んでいる町の名、近くの川や山の名、そうした名前をどんどん575に登場させてください。

 西田さん。うん、サンタさんはどこかから見てるよ、きっと。だから、西田さんはせすじをピンと立てるんだね。立てていると、しぜんに姿勢(しせい)がよくなってゆく。それを見て、サンタさんはニッコリするだろうね。ところで、西田さんはサンタさんに何をもらいたいですか。

 北川さん。たきたてのごはんでおにぎりを作っているのですね。なんどか作って「あっちっち」をくりかえすと、うまくにぎれるようになります。私もたきたてのごはんのおにぎり、大好き。(俳人・佛教大教授 坪内稔典)

【2011年12月18日掲載】
小学生の俳句を募っています。作品3点までと、住所、氏名、学校名、学年、電話番号を明記し〒604−8577 京都新聞文化報道部「ねんてん先生の575」係。メールは575haiku@mb.kyoto−np.co.jp