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(146)姿勢前向き、寒さに負けず絶好調

作 品

・白い息ぼくのエンジン絶好調
京都市・嵯峨野小2年 西田 翔

・さむい冬でもぼくはまだ半そでだ
大津市・仰木小4年 上坂 悠太

・すいとんがゆきだまみたいころりんこ
京都市・市原野小4年 小笠原真保

ねんてん先生

 西田さん。白い息を「ぼくのエンジン」と表現したら、姿勢(しせい)が前向きになります。どんどん白い息を出し、寒さに立ち向かってゆく西田さん、まさに絶好調です。

 上坂さんは冬の間じゅう半そでで押し通しましたか。それとも、たとえば雪の日には長そでにしましたか。私は寒がりで、子どものころから厚着(あつぎ)をしてました。それでよく、子どもは風の子、上着をぬいで走っておいで、と母に外へ出されました。そんな思い出があるので、半そでや半ずぼんの子を見かけるたびに、「あっ、風の子がいる!」とうれしくなります。上坂さんも風の子ですね、きっと。

 小笠原さん。給食のすいとんを575にしたのですが、うまそうですね。窓の外に雪が光っている日にふーふーと吹きながらすいとんを食べている感じ。「おしょうがつくろまめぴかりわたし見る」(1年 高 彩菜)、「しゃきしゃきとたのしいおんがくほうれんそう」(1年 尾崎 洋太)、「焼きプリン皮もついててプルップル」(4年 山際 優音(ゆうと))。これらも市原野小学校の給食風景の句です。黒豆(くろまめ)に目があったり、ほうれん草が音をたてたり、プリンがふるえたりして、どの句もうまそう。そして楽しそう。(俳人・佛教大教授 坪内稔典)

【2012年2月5日掲載】
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