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京都・四条河原町

逆さに見ても不思議

 京都・四条河原町。ファッションビルの裏道を西に歩くと、「花遊小路」という看板がある。周囲のビルは建て変わっているが、ここは昔から変わらない店も多く、懐かしさも感じる小道だ。
 看板の近くで、地下や一階で和装商品を扱うビルに目が留まる。外にむき出しの階段。らせんを描きながら上に続くさまが、「視覚の魔術師」と称される画家、エッシャーの「だまし絵」を連想させる。目の錯覚で、ねじれた階段の上り下りが不自然で不思議だ。写真を逆に見ても、つながっているように見える。
 ふと足を踏み入れた小道で新しい発見。街中には、まだまだ隠れたアートがある。


【2008年10月1日掲載】