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古代連想させる夜の太陽

太陽の門

 午後8時。店の門が閉じられると姿を見せる太陽。時折通る車のライトに照らされ、鈍く輝く。SF映画の一場面のようであり、古代文明の遺跡をも連想させる。

 中京区三条通富小路東の子供服を専門に扱う店にある、太陽の門。自然を愛する気持ちを太陽で表現したと聞く。営業中は開かれ、左右の鉄柵に隠れるため、その存在を知る人は少ない。

 日が沈み、入れ替わるように現れる夜の太陽。昼間の輝きとは対照的に、古代の神秘性を感じさせてくれる。大人になっても、夢とロマンは持ち続けたいものだ。


【2009年11月18日掲載】