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万華鏡

光差し込む海底のよう

 京都万華鏡ミュージアム(京都市中京区姉小路通東洞院東入ル)の入り口にある、灯台をモチーフにしたタイル張りのモニュメント。潜望鏡をのぞき、赤いボタンを押すと万華鏡の内部が回転、鮮やかな色と光の世界が広がる。ゆったりと動くさまは、外光が差し込んだ海底を見ているようでおもしろい。

 万華鏡は1816年、スコットランドの物理学者が、灯台の光をより遠くまで届かせるため、光の反射や鏡の屈折の研究を進める中で発明された。鏡の枚数、素材や色の工夫で見え方も変わるため、世界中にオリジナルを制作する作家も存在する。

 館内では、作家の作品展示や販売のほか、手作り教室も開催。小さな筒の中で無限に広がる、自分だけの小宇宙ものぞいてみたい。

【2011年2月16日掲載】