ソフィア 京都新聞文化会議
 混迷の二十一世紀、日本の伝統文化、学術、宗教が集積する文化首都・京都の文化発信力を強化し、その英知(ソフィア)を日本と世界に発信していこうというもので、京都ゆかりの学者、宗教家、芸術家らによる幅広いネットワークを組織し、本紙への執筆や本社主催文化行事への参加を通してさまざまな形で文化発信にご協力いただきます。
Sprout! 発芽するアーティストたち
 伸びゆく俊英たちを紹介します。
京都・滋賀いろいろがたり
 各界の方々に京都や滋賀の印象を色に例えながら語っていただきます。
ぶらり見〜つけた
 街中にあるちょっと変で不思議だけど、よく見れば面白い「キラリ」とした光景。ゆったり歩いて探したい。
豊穣の森 芦生
 都市近郊にありながら、多様な生態系をとどめる芦生の森。一方で、ナラ類の立ち枯れやシカによる食害、入林者の過剰などの危機も忍び寄る。豊穣(ほうじょう)な自然や里の営み、直面する課題を1年間、カメラで追う。
ほんまの近江
 悠久の歴史と豊かな自然に恵まれる近江は、まだまだ知られていない魅力を数多く秘めている。年間連載「ほんまの近江」は滋賀の隠れた実力に迫り、第1部では地酒や近江牛など「食」をキーワードに記者が現場を歩く。
フランクフルト便り 〜手仕事のまちから
 ドイツ・フランクフルトに「京都センター」を設立した佐野惠子さんが、肌で感じるフランクフルトのいまを伝える。
京に片想(おも)い
 京都で学生時代を過ごした作家瀧羽麻子さんに、京都の街に寄せる温かい思いをつづってもらいます。
京の新鋭
 京都の若い世代で新たなアートが胎動する。1970年代以降生まれの作家を紹介する。
まちなかアート
 見慣れた光景も、時間や画面の切り方で多様な表情を見せてくれる。そんな思いを抱きながら、街に出た。
京都猫文字日記
 三浦半島と長野・松本に居を構えていた、作家のいしいしんじさんが今年二月、京都の町家に移り住みました。二十年ぶりの京都暮らしを月に二度つづります。
田中貴子の洛中洛外なぞ解き紀行
 京都在住の国文学者、田中貴子甲南大教授が、京都で深く信じ込まれている習慣の真相に迫ります。「おばんざいは大阪にも?」「京の町家と大津の町家は違うの?」など興味深いなぞを調査し、リポートします。
つじあやのKYOTO GIRLの散歩道
 京都市出身のシンガー・ソングライター、つじあやのさんが京都や音楽への思いを等身大につづります。イラストは左京区在住のナカムラユキさんが担当。
ぶらり盲腸線 〜定年後の一人旅 村上義晃

 鉄路の先は行き止まり。そんな「盲腸線」の乗車を重ねる元公務員の村上義晃さん(67)が、旅先の魅力や印象をつづります。

揺らぐ学び 不況下の子どもたち
 昨年末、大阪との府境に近い小学校の6年と3年の兄弟が、クラスメートに別れも告げず転校した。学校関係者によると、父のリストラをきっかけに父母の仲がぎくしゃくし、心を痛めた6年生の長男が風呂場で自殺を図った。未遂に終わったものの父母は離婚し、幼い2人は他府県に転居したという。
器ごころ 食ごころ
 器や食は、日常を健康に、元気にしてくれます。特別な食材でなくても、色合い、配置、器とバランスなど自分なりの工夫で、相手を楽しませることができます。片山雅美、泰子夫妻の器と手料理に花を添え、紹介していきます。
銀縁メガネコの風景探訪
 今回のシリーズは、この感動屋の相棒、コヤマダ氏と、皮肉屋の私、銀猫の珍問答集である。日常のさまざまな風景を巡りながら、あーでもないこーでもないと、深読みをすることになる。文章の主導権は私、銀猫が握っているのだ。請うご期待。
木林学のススメ
 「木林学ことはじめ」を京都新聞市民版に掲載して以来、四年ぶりです。今回は、素材である「木」だけでなく、木造建築、意匠、森林などへ視野を広げて、読者の皆さんとともに学んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
木林学ことはじめ
 日本は、国土の約七割を森林が占める、緑多き国といえる。ところが近年、森林や木材をめぐる状況が著しく変化している。生活する上で自然への関心がどんどん薄れ、古来の国産材の種類も忘れられている。森と木のために、今何ができるだろうと考える時、私の自然界から学ぶ「木の世界」探求の旅が始まる…。
匠の手仕事
 茶道具の制作に携わってきた千家十職。伝統に培われた様式美を極める職家の日ごろの仕事ぶりとともに、思いを伝えたい。
坪倉由美の日々しましま
 子育てをしながら中京区のアトリエでTシャツなどを創作するイラストレーター坪倉さんが、楽しいことや悲しいことが「しましま」に訪れる日々の暮らしを、軽妙な文章とイラストでつづります。
京都迎賓館
 比叡山と愛宕山と、京都を見守る二つの山の幻想的な姿が、夕映えの間の東西の壁面を飾っている。東は「比叡月映」、西は「愛宕夕照」と名付けられた綴(つづ)れ織り。
湖(うみ)のこえ 暮らしと環境
 湖岸開発や技術の進歩で人の暮らしが便利になる一方、湖の生態系は危機を深めている。もの言わぬ魚や鳥、植物の思いを想像し、流域全体の変化に目をこらしたい。第一部は森と湖をつなぐ魚、ビワマスのこえに耳を傾ける。
「ゆとりの」決算 学校教育のゆくえ
 「ゆとり教育」といわれた現行の学習指導要領が約十年ぶりに見直され、来春から新たな要領が順次実施される。この間、日本の教育はどう変わり、これからどう進むのか。さまざまな視点、切り口から実相に迫る。
全入時代 大学サバイバル
 少子化と大学の増加で、計算上は大学や短大への進学希望者が全員入学できる「全入時代」が今春にも始まる。各大学は学生確保のためさまざまな手を打ち、「学力低下」や就職難などから大学への期待も多様化している。競争が激しさを増すなか、生き残りをかける大学の現状や課題を探る。
高校はどこへ
 高校進学率が100%近くなり、高校生の学力や家庭環境は多様化した。一方、少子化の進行で公立、私立を巻き込んだ生徒争奪戦も激化している。「高校はどこへ」では岐路を迎えた高校の現状を追う。第1部は学力による学校の序列化を進め、教育の効率化を図る風潮が全国的に主流となる中、3年前に学区を統合した山城通学圏から公立高の在り方を考える。