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食事のたびに感心、感嘆
えのき

 このお店は昨秋開いたばかりですが、主人の榎木伊太郎さんは長年京都や大坂、東京の料亭で総料理長を勤めてこられた人。私も京都の有名料亭におられた当時からのおつき合いです。家族ぐるみでお世話になり、私より家族の方が、すっかり榎木さんの味のとりこになっています。おかげでお店のカウンター前の壁に、李白の『月下獨酌(どくしゃく)』の漢詩を書く羽目になりました。
 比叡山にも奉納していただいている四条真流という式包丁を伝え、とにかく料理の方はいうことなし。昼も夜もコースを原則としているようですが、あっさりしたものが好みで、昔ほどは食べられなくなっている私のような者の注文も聞いてくれ、アラカルトにも応じてくれます。どの料理も口に合い、家族とここで食事をするたびに、ともどもに感心、感嘆しています。遠来のお客をお連れしても、どなたも喜んでくれます。
 もう一つ感心するのは、彼は食物史学会のメンバーでもあり、大学で講義を受け持つほどで、食べ物や野菜などの食材の故事来歴に詳しく、その話を聞かせてもらうのも楽しみの一つです。お店も町家を改造した造りで雰囲気があります。
◇推薦人 比叡山延暦寺法務部部長 中山玄晋さん
■住所
京都市下京区麸屋町通松原下ル
■電話
075-352-0003
■営業時間
月曜定休(月2回)。コース料理は昼が3150円から、夜は8400円から。昼は11:30-14:30。夜は17:30-21:30。カウンター11席のほか、テーブル席、小部屋、宴会場も。

紙面掲載日:2004年04月05日
データ更新日:2006年05月09日   

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