ホーム > グルメ > おすすめこの店

引き立て合う優品の器と旬の食材
閼伽井(あかい)

 料理界の激戦区・祇園に昨年11月、開店したばかり。こぢんまりした路地内の店ですが、東京や京都の同業者が敵情視察に訪れます。主人の阿部博輝さん(52)は、15歳から徒弟制度で修業した最後の職人の一人。料理界の催しに器を貸し出す私とは四半世紀の付き合いで、ご紹介した赤坂の料亭でも腕をふるわれていました。店名は料理の原点である水の大切さからつけられ、だしのうま味を出すため地下水をくみに行かれます。
 器屋の目で見れば、季節と旬の食材で変わる鉢やおけ、おわん、湯飲みに至るまで素晴らしい。目利きが感心する優品が料理の味を引き立てます。料理は先付け、八寸、つくり、焼いたん、炊いたん、汁物、デザートなど、何をとっても美味。夏越しの払いなら氷室豆腐やミナヅキ、祇園祭の7月には山鉾の器にハモづくしなど、故事来歴を踏まえた京料理、食文化そのものです。メニューは5000円(昼のみ)から20000円までの4コースだけで、要予約です。
◇推薦人 京焼ひらの店主 平野正夫さん
■住所
京都市東山区祇園町北側347−51
■電話
075-551-8181
■営業時間
昼は12時−15時(ラストオーダー14時)、夜は17時30分−22時(同21時)。不定休。1階は掘りごたつ式カウンター3席といす式カウンター4席、2階の小部屋はいす式テーブル4〜5席。

紙面掲載日:2008年08月04日
データ更新日:2008年08月04日   

カテゴリー

京料理
創作・和食
懐石・会席料理
寿司
おばんざい
麺類
割烹
居酒屋・ダイニング
お好み・鉄板焼
串料理
イタリア料理
フランス料理
中華料理
エスニック・各国料理
洋食・欧風料理
カフェ
焼き肉・ステーキ
その他の料理
京都新聞 電子版