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不審な男、顔隠す

犯行カムフラージュか
 京都市左京区岩倉で十五日夜、京都精華大マンガ学部一年の千葉大作さん(二〇)が殺害された事件で、犯人は千葉さんを刺して畑に転落させた後、畑に背を向け、顔を伏せて歩道にしゃがみこんでいたことが十七日、京都府警捜査本部(下鴨署)の調べで分かった。捜査本部は、通りがかった人の注意が畑で倒れている千葉さんに向かないようにカムフラージュし、自分の顔を隠していたとみている。
 これまでの調べでは、倒れた千葉さんを見つけて通報した男性は、最初に自転車で現場の歩道を通り過ぎた際、若い男が車道側に体を向けてしゃがみこんでいるのを目撃している。男が顔を伏せていたため、表情は読み取れなかった、という。
 また、犯人が自転車で逃走した後、千葉さんが畑から歩道にはい上がり、自分の携帯電話を取り出して助けを求めようとしていたことも分かった。しかし、携帯電話のボタンを押すまでに力尽き、通りがかった発見者の男性に「男に刺された」と告げ、通報を頼んだ。携帯電話は千葉さんが倒れていた付近に落ちていた、という。
【2007年1月17日掲載】