京都新聞TOP > 事件・事故アーカイブ > 精華大生殺人事件
インデックス

執ように追い刺す

畑に複数の足跡
 京都市左京区岩倉で十五日夜、京都精華大マンガ学部一年の千葉大作さん(二〇)が殺害された事件で、千葉さんの遺体には太ももの裏側にも数カ所の刺し傷があることが、京都府警捜査本部(下鴨署)の調べで十七日に分かった。千葉さんが犯人に刺されて落ちた畑には、複数の種類の足跡が多数残っており、捜査本部は、犯人が畑まで千葉さんを追いかけ、倒れ込んだ後も背後から足や背中を刺したとみている。
 これまでの調べによると、二十カ所近い刺し傷は上半身の胸などに集中しているが、太ももや二の腕の裏、背中など、背後から襲ったとみられる傷もあった。
 千葉さんが刺された歩道の約一・五メートル下の畑には、複数の種類で計数十個の足跡が残っていた。激しく動き回ったような跡もあり、犯人は千葉さんが自転車ごと畑に落ちた後、畑に下りて千葉さんを追いかけたとみられる。
 現場では、千葉さんの友人たちが花束を歩道上に手向け、手を合わせていた。千葉さんの父親の正幸さんは、府警を通じて「今は悔しいとしか言いようがありません」とのコメントを出した。
【2007年1月18日掲載】