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事件 漫画に

大学講師が冊子製作
事件の概要や被害者の千葉さんの人柄を伝える漫画冊子
 京都市左京区岩倉で1月、京都精華大マンガ学部1年の千葉大作さん=当時(20)=が殺害された事件で、同大学の講師(46)が学生や京都府警の協力を得て、事件のあらましや犯人像、千葉さんの人柄を伝える漫画冊子を作製した。12月中旬に市民に配ることにしており「犯人逮捕に役立てば」と話している。

■概要や被害者の人柄伝える 「捜査に協力を」

 講師は千葉さんが所属していたストーリーマンガコースで、絵画技法を教えていた。事件が起きた1月15日の翌日に、千葉さんの進級制作の作品の合評が予定されていたこともあり、大きな衝撃を受けたという。
 6月に事件解決に漫画を活用できないかと考え、遺族や府警に協力を求めた。秋ごろから友人だった学生たちに千葉さんの人柄などを取材し、本格的に制作を始めた。
 府警によると、千葉さんは大学から自転車で帰宅する途中、路上で自転車の犯人と接触し、通行をめぐるトラブルから殺害されたとみられる。
 漫画では、千葉さんが事件に遭うまでの経緯や、目撃情報から犯人が千葉さんに「アホ、ボケ」などと絡む様子などを分かりやすく再現した。
 さらに、千葉さんが漫画家を目指して勉学に励み、優しく聞き上手な性格で慕われていた姿が描かれている。遺族から提供を受けた生前の写真も3枚掲載した。
 冊子はB5判20ページ。1000部作り、講師や学生の有志が12月中旬に下京区の京都駅や左京区の出町柳駅で配る。講師は「千葉君をよく知ってもらい、捜査に協力してほしい」と話している。
【2007年12月6日掲載】