京都新聞TOP > 経済特集アーカイブ > 山城発オンリーワン
インデックス

スキャメラ

ニューリー(久御山町佐古)
スキャメラでコピーした立体物
 −立体物をコピー感覚でそのまま読み取れるスキャナーだそうですね。/b>
 対象物を上から非接触の光学センサーで読み取る独自方式で、素材を傷めずに3億画素(A1判)の高解像度でデジタル化します。三次元的に斜め上から読み取る応用機種は、油絵の凹凸感あるタッチや金箔(きんぱく)など光沢物もきれいに再現できると美術品の保存、複製に利用されています。
 −開発のきっかけは何ですか。
 平面スキャナーで古い青焼きの製図や厚い本の中央を精細に読み取れないかという依頼を受けて2年がかりで開発。発売5年で用途別に24機種にまで広げています。
 −どういう場面で活用されているのですか。
 凹凸ある建材の複写や精密部品の検査、デジタル顕微鏡にも使われています。ふすま絵や屏風(びょうぶ)など最大2メートル角対応機や移動入力機もあり、美術館や学校向けスキャンサービスも手掛けています。
 各種装置や複製作品を紹介する本社ショールーム「ニュージアム」を火−金曜の1日3回、無料公開している。電話:0774(43)3011。
[2007年4月5日掲載]