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座席シート

住江工業(京田辺市大住)
 −全国の鉄道車両の座席を作っているとか。
 関西ではJRの快速、サンダーバードや阪急の新型特急、近鉄、京阪など各社に納入し、みなさん一度は座っているのでは。通常は金属フレームとクッション材に表地を張りますが、木製いすに和風生地で話題となった九州新幹線「つばめ」用や豪華な本革シートなど多彩に手掛けています。
 −乗り物用シートで幅広く展開していますね。
 もともと木工家具の製造から鉄道分野に進出、戦後に座席シート専業になりました。主力の自動車向けでマイクロバスの「日産シビリアン」用を手掛けるほか、沖縄モノレールや新潟市LRT(次世代型路面電車)、客船にも使われています。
 −今後の電車シートはどう進化するのですか。
 省エネで制動性を高める軽量化に加え、張り替え時の廃棄物削減が求められます。東京メトロや近鉄の通勤車両に一部導入されていますが、従来のウレタン材に代えてリサイクル可能なポリエステル成型綿を開発。張り替えも受注し、きめ細かなニーズ対応と環境対策に力を入れています。http://www.suminoekogyo.co.jp/
[2007年5月31日掲載]