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アローワン(宇治市莵道)

6輪型電動車いす
 −見たことないユニークな構造ですね。
 一般的には後輪駆動の4輪ですが、中央部に駆動輪を加え、前輪キャスターと計6輪で確実に路面をとらえて走行します。手動車いす並みの小型で、室内など狭い所は中央輪だけを接地してその場で回転。6輪とも独立して上下するため多少の凸凹道でもほとんど衝撃を吸収できます。
 −オーダーメード電動車いすの草分けだとか。
 約40年前、西平哲也社長(55)ら家族が筋ジストロフィーを患った弟の車いすを作る会社を設立。座面の昇降リフトを搭載して評判を呼び、ユーザーは全国2000人以上。駆動部が複雑な電動式の注文設計は現在もほとんどありません。
 −要望に応じた柔軟な開発設計が特徴ですね。
 利用者の体重に応じてサスペンションが調整でき、背もたれリクライニングやデスクワーク時の手すり収納も可能。ブドウ農家の注文で6輪駆動車も開発しており、今後も利用者の要望を形にして社会生活をサポートしたいと思います。
 6輪型「オメガスリー」は基本価格250万円から。http://www.arrow-one.com/
[2007年6月28日掲載]