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井上製作所(精華町精華台)

保温保冷配膳車
 −1台で保温と保冷を兼用しているのですね。
 一つの配膳(はいぜん)トレーに乗せたまま左右別々に保温・保冷ができるのがミソ。側面からセットすると片側は70−80度、もう一方は5度の部屋に入り、そのままトレーを取り出せば温かい料理は温かいまま、冷たい料理は冷たいまま出せます。
 −どういう発想で生まれたのですか。
 20年ほど前まで下請け金属加工でしたが、井上茂社長(60)が入院した友人の「せめて食事が温かかったら」の言葉にひらめいて独自開発。おいしく安全な食事が提供できると、現在まで京大病院をはじめ病院、老人ホーム、給食センターなど全国で累計2万台が活躍しています。
 −3年前に学研都市内に本拠を移し、産学共同研究にも積極的に乗り出しています。
 基本は現場ユーザーの声で、重い配膳車に自走式を投入、清潔・安全のため内部を丸洗いできる構造に改良しています。さらに地元大学の知恵を加え、どこでもだれでも使いやすく、効率的に配膳できる将来提案を目指しています。http://www.inoue_seisakusyo.co.jp/
[2007年7月5日掲載]