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マエダ・スーパー・テクノ(久御山町森)

微粉砕加工
 −おからの出ない豆腐を可能にしたとか。
 大豆をきな粉の約5分の1の10−15マイクロメートルに微粉末化しており、にがりを加えると大豆丸ごとの豆腐ができます。大手食品メーカーなどの飲料、食品原料を受託加工しており、ホウレンソウやニンジン、ウコンなど150種以上の実績があります。
 −食品の粉砕加工に進出したきっかけは?
 17年前、前田剛一社長(52)が兄弟で手掛ける電線リサイクルの技術を見込まれ、硬いカニ殻から有効成分キトサンを取り出す加工を依頼されたのが最初。試行錯誤の末、たたく、つぶす、空気圧で砕くなどの方法を駆使し、発熱による成分劣化もない独自の粉砕技術を確立しました。
 −微粉末化のメリットは何ですか。
 細かい粒子は混ざりやすく、丸ごと食品成分を活用できて廃棄物を減らせる上、加工・輸送も効率化できます。食品製造の黒子ですが、自社でも大豆や黒ゴマの粉末、菓子などのネット販売を始め、微粉砕加工の可能性を提案しています。
 黒ゴマ40%入りの焼き菓子マコロンは100グラム315円。http://www.tengai.co.jp
[2007年7月19日掲載]