京都新聞TOP > 経済特集アーカイブ > 山城発オンリーワン
インデックス

オパーツ(精華町)

3Dヒーター
 −従来のニクロム線ヒーターとの違いは?
 電気抵抗で発熱する原理は同じですが、抵抗性が高い金属箔(はく)の両面に波形と突起付き穴を特殊加工して表面積を最大3倍に拡大。数秒で表面温度1000度に達し、気体などが通過する時に複雑な形状にぶつかってむらなく均一に加熱できます。
 −どのような活用法があるのですか?
 高い加熱能力を生かし、超高温で「燃やす」機能が多方面で応用できます。ディーゼルエンジンの排ガス微粒子の焼却装置を製品化したほか、臭気物質を燃やす脱臭機、耐性菌や変異の懸念がない熱滅菌空気浄化装置も開発しています。
 −厨房機器にも応用可能だとか。
 「水で焼いて油を落とす」と話題の過熱蒸気オーブンに応用し、3Dヒーターによって最高930度という超高温の蒸気で調理できる業務用機を開発。過熱蒸気で空気を追い出して酸化を防ぎ、短時間に食材のうま味を引き出します。今秋に1号機を飲食店に納入予定で、「今後もあらゆる可能性を広げていきたい」(小原伸介社長)。http://www.oparz.com/
[2007年8月23日掲載]