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ヒガシ絃楽器製作所(宇治市槙島町)

「オリエンテ」
 −コントラバスを製作している国内メーカーは数社しかないそうですね
 自社ブランドを作るメーカーは国内では3つ。当所では4絃で9つ、5絃で4つのタイプがあり小柄な人や女性向けの小型モデルも作っています。表板はスプールス、裏胴はメープル仕様です。
 −良い音を出すためどんな工夫を?
 合板でなく、単板をできる限り使っています。また、1枚の板の中でも振動を受ける場所に応じ厚みを5−8ミリくらいの幅で変えます。いずれも音の響きを良くするためです。高級品になると、削り出しから仕上げまで一貫して手作業です。
 −製作にあたって心がけていることは?
 楽器は、奏者が時間をかけて弾きこなしていくことで徐々に良い音を奏でるようになります。「そのためにも、作り手の『我』を入れない。そして、長い歳月をかけて愛用してもらえる楽器作りを目指しています」(東澄雄代表)。
 コントラバスは21万−189万円。自社ブランド「オリエンテ」のサイト(http://www.h3.dion.ne.jp/^oriente)
[2007年10月11日掲載]