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京・山背(やましろ)工房(木津川市山城町)

「索餅(さくへい)」
 −地元の歴史ある菓子を再現したとか。
 室町時代に奈良・興福寺の寺領だった山城町一帯などで作られ、七夕の日に暑気払いの食べ物として寺に献上したそうです。もとは、遣唐使が持ち帰った唐菓子で、細長い縄のような形から「むぎなわ」の名も。味は現代風に工夫しました。
 −どのような経緯で商品化したのですか?
 1994年、新たな特産品の開発をと地元商工会が住民からアイデアを募り、入賞作の1品に改良を加えて商品化しました。後に、有志のグループが製造を担い事業が本格化しました。
 −作り方や特徴、今後の展開は?
 小麦粉と米粉に長いもを溶き、油で揚げます。ゴマ入りの、素朴で懐かしい味。少し堅めですがカルシウムたっぷりでかめばかむほど味が出る。1袋12本入りで1本1本が手作りです。「量産はできないが、特産品としてさらに定着するよう、息長く作り続けたい」
 1袋350円。ネットで購入の場合は10袋から。同町商工会http://yamashiro.kyoto-fsci.or.jp/
[2008年2月7日掲載]