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サン工芸(久御山町市田)

「バリアフリー案内板」
 −点字案内板を日本で最初に開発した会社とか
 もともとトロフィーやカップを作っていた先代(故人)が、道に迷っている視覚障害者をまちで見かけて、思いつきました。一九七五年に一号が完成し、京都市役所に寄贈。その後、徐々に全国へ、公共機関を主として利用が広がりました。
 −どんな案内板の製作を?
 部屋の点字案内、トイレやエレベーター、階段の手すりの表示板、駅の料金表、電車の乗車位置表示板など。3月から京都の地下鉄でも乗車位置表示板が付きます。近年の点字離れの傾向から、音声装置を付けるケースも増えています。
 −製品に関するこだわり、今後の展開は?
 印刷その他の技術が進む中でも、プレス(打ち込み)にこだわっています。耐久性があり、指の痛みなく自然に読みとれる。また音声はあくまで補助で、点字が主であることは今後も変わりありません。「常に利用者の視点に立ち、より分かりやすい案内板の開発を進めたい」(杉山欣司社長)
http://www.sunkogei.co.jp
[2008年2月14日掲載]