京都新聞TOP > 経済特集アーカイブ > がんばれベンチャー
インデックス

デジタル画像、鮮明に拡大

デジタルアクト ソフト開発
名画の絵の具のヒビまで鮮明に拡大再現できる新ソフト
 映像ソフト開発のデジタルアクト(京都市中京区)は、デジタル画像を鮮明に拡大できる画像圧縮拡大ソフトを開発した。18日に発売する。元の画像データや画質を損なわずにサイズ変更ができ、デジタルカメラやウェブ用の画像処理向けに利用を見込んでいる。
 新ソフト「ファンタピクスプラス」は圧縮、拡大時に元データを損失せず、復元できる可逆技術を利用。現在一般的なJPEGなどの画像フォーマットは不可逆で、拡大時に輪郭がギザギザになるノイズが出ていたが、新ソフトは画素を滑らかに補間するベクトル処理で鮮明な拡大画像を実現した。
 画像の任意の範囲を最大4倍まで拡大でき、圧縮も3分の1までの可逆圧縮に対応。立体感を再現する輝度や彩度の自動調整機能も組み込んでいる。価格は10万円。
 同社は1999年設立で、業務用の動画、音声圧縮技術開発を通じて新ソフトを商品化した。精細な画像表現を生かし、業務用カメラや買い物サイト商品の画像処理、監視カメラの解析向けなどに年内1000本の販売を目指す。

【2006年5月18日掲載】