|
ダウンロード後 不正利用を防止 |
ハイパーテック 著作権管理ソフト開発 |
ソフトウエア開発ベンチャーのハイパーテック(京都市下京区)は、インターネット配信をするファイルの著作権管理ソフト「DRMパスポート」を開発した。8月から販売する。動画や音楽などのコンテンツ(情報の内容)の保護、管理にも応用できる。
ファイル利用者によるファイル配信(ダウンロード)後の不正利用を簡単に防止できるため、コンテンツ利用の健全化や市場拡大につながりそうだ。
開発したソフトは、配信するファイルのプログラムを事前に一部変換して、利用者がダウンロードしたパソコンでしか使えなくする仕組み。利用者のパソコンの固有情報をファイルに埋め込むため、ファイルが他のパソコンでは開けなくなる。
社会問題化しているファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」で一斉配信されたファイルも、同様にほかのパソコンでは作動しないとしている。
同社は、特許申請を完了し、インターネット関連企業など向けに幅広い利用を見込む。契約料は月6万円程度。
|
【2006年7月26日掲載】 |
|
|
|