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人が仲介、検索サービス さらに便利に

草津のシステム会社 最適情報を短時間で
人が仲介する携帯電話向けの検索サービス(京都市中京区・京都商工会議所)
 立命館大の起業支援施設に入居するシステム開発ベンチャーのおシゴトケータイ(草津市)は、携帯電話の語句検索で、人が仲介して最適な情報を提供するサービスを11月からウィルコムやKDDIの「au」の公式サイトで順次始める。立命館大と共同開発した新型検索システムを活用し、世界初の「ケータイコンシェルジェ(案内人)」サービスを目指す。
 サービス名は「代わりに人が検索」。利用者が携帯電話から「A社の住所を教えて」「今夜1万円以下で泊まれる京都の旅館は?」などと質問をメールで送り、社員が自社の新型検索システムで最適な情報を選び、返信する仕組み。人の仲介によって、機械では難しかった「きれいな」などの形容表現や方言、地域性なども踏まえた検索結果を提供できる。
 また既存のインターネット検索システムは、与えられた語句を含むサイトを探しているだけだが、同社の新型システムは複数の語句の中で知りたい情報を確認したうえで、検索サイトなどから効率的に見つけ出す。このため社員が短時間で、最適な情報をネット上で検索できるとしている。
 サービスは会員制。価格は無制限のメール検索機能付きで、5回依頼する設定で月315円。人を仲介せず、新型検索システムだけを使う場合は月150円。当面は月額会員2万人を目指す。
 山根弘照社長は「携帯電話の利便性を高める新しいビジネスモデルで、担当者が常駐する検索センターを全国に設けたい」と話している。

【2006年10月24日掲載】