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ワインにもどうぞ 京の大学院生ら開発 バジルやトマト風味

洋風かまぼこ ワインにもどうぞ
かまぼこ職人らと共同開発した「洋風かまぼこ」と大村さん(右)ら(京都市中京区・京都商工会議所)
 ベンチャー企業の地域発展研究センター(京都市中京区)が、洋風かまぼこ「京kamabokoイタリアーナ」を共同開発し、6月1日からインターネットで販売する。京都のかまぼこ職人らが協力し、バジルやトマト風味の商品に仕立てた。同センターは「ワインにもあう味で、若者や外国人も親しめる和風食材としてアピールしたい」としている。
 同センターは2006年8月、立命館大大学院生の大村陽一さん(52)=上京区=らが設立。京都商工会議所の支援を受けて、伝統産業や農業など地域資源を生かした食材開発に取り組んでいる。
 洋風かまぼこは同センター開発商品の第1弾で、バジルやトマト、チーズの三種類のかまぼこ(1枚160グラム)を詰め合わせた。かまぼこ製造会社「大栄」(上京区)と、イタリア料理店「サルティンバンコ」(中京区)が製造や味付けに協力。かまぼこ主原料の魚のすり身に、イタリアから輸入したバジルなどをペースト状にして練り込み、風味に生かした。オリーブオイル付きで1箱3150円。
 完全受注生産で、最初の1年間で約1万箱を出荷し、約3000万円の売り上げを見込む。大村さんは「受注生産にすることで保存料も減らし、鮮度も保てる。京都の食品加工技術を生かした高付加価値商品として販売したい」と話している。

【2007年5月24日掲載】