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満足度向上へ行員教育

りそな銀行京都・滋賀営業本部千本お客さまサービス部長 糸井弘子さん
りそな銀行京都・滋賀営業本部千本お客さまサービス部長 糸井弘子さん

 店舗をまとめるリーダーとして、てきぱきと指示を出す。二年前に千本支店(京都市中京区)に支店長として赴任。機構改革で肩書きの名称は変わったが、的確な指導で行員の士気を盛り上げる。部下への対応について「最近では丸くなったと言われます。昔はストレートに指導したけれど、少しは相手を考えるようになった。いつまでも勉強です」。

 都市銀行でも地域に密着しているイメージから入行した。初任地も京都の紫野支店で一般事務を担った。「正確さとスピードが大切。最初は丁寧さが欠けていた」。金融機関の厳しさを学んだ。

 京都府内で十年ほど勤務した後、大阪では守口支店で関西初の女性事務マネージャーに抜擢された。最初は管理職として戸惑うことも多く、「自分だけ仕事していればいいわけでない。部下の仕事もみる難しさを経験した」という。

 現在の仕事は店舗の統括と人材育成が中心。顧客満足度の向上のため、窓口対応、金融相談など常に行員を教育する。「行員にとって顧客から『ありがとう』と言われるのが一番うれしい。常に相手の言いたいことがわかるような目線を大切にしたい」と心がけている。

 週末は、バドミントンで汗を流してストレスを解消。異業種の人との交流がよい刺激になるという。今後は、女性行員が仕事をしやすい環境をさらに拡充するのが目標という。

 自分の結婚当時、職場で結婚後に仕事を辞める女性行員が多かったこともあり、「男性だけができる仕事というハードルはない。産休や育休もあり、結婚しても女性が仕事を続けるスタイルを下の世代にしっかりと伝えていきたい」。

いとい・ひろこ 家政学園高卒。78年4月、前身の協和銀行に入行。紫野支店、東山支店などを経て守口支店で事務マネージャー。07年4月りそな銀行千本支店長に就任。機構改革による役職名変更に伴い、同10月から現職。京都市出身。49歳。

【2009年5月17日掲載】