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英語生かし接客の顔

スーパーホテル京都四条河原町支配人 星山英子さん
スーパーホテル京都四条河原町支配人 星山英子さん

 フロントで「お帰りなさいませ」と明るい声が響く。「ビジネスホテルというと、つかず離れずの接客イメージがあるが、目指すは第二の我が家」。宿泊料金も精算機を使うなど効率化を徹底しているからこそ積極的に顧客に話しかけ、きめ細かいサービスを心がける。

 昨年十二月に開業したビジネスホテルの顔として、接客やインターネット予約の管理、従業員の教育をこなす。社員九人のうち八人は女性だ。四条河原町に近く、顧客はビジネスマン以外に観光客や女性も多い。「知らないことばかりだが、外国人観光客の利用も多く、得意の英語を生かしていきたい」

 大学卒業後一年間、イギリスに語学留学した。帰国後、英会話教室の契約講師として幼稚園児から中学生までの子どもたちに四年間教えた。「教えることが大好きでやりがいもあった」が、安定を求めて翻訳会社に就職。しかし、半年たたずに退職する。「パソコン画面とにらめっこの毎日。人とかかわる仕事に就きたい」。十一年前、現在の会社に入り、大阪市の旗艦店のフロントに立った。

 二年前に初めて支配人となって梅田肥後橋店を切り盛りした実績をもとに、京都で新規開業のホテルを任されることになった。実家の大阪府東大阪市から一時間半かけて通っている。従業員の就業時間がまちまちのため、各自の目標管理ノートを定期的に見せてもらい、情報を共有する。

 急成長で全国展開した新興ホテルにあって女性社員では最年長となる。「自分がキャリアコースを切り開いていきたい。いつか各店舗の接客指導を統括できる仕事ができれば」と将来像を描いている。

 ほしやま・えいこ 関西外国語大卒。98年にスーパーホテル入社。03年に管理職のフロントマネジャーに昇進し、07年に同ホテル「梅田肥後橋」支配人。昨年12月から現職。趣味は旅行と写真。東大阪市出身。39歳。

【2009年5月31日掲載】