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顧客ごとの運用探して

イシダ 流通・物流・FAシステム部門インストラクター 岩間有美さん
イシダ 流通・物流・FAシステム部門インストラクター 岩間有美さん

 レジで商品情報を管理するPOSシステムや広告を印刷するPOPシステムなど、スーパー向け製品の店頭への設置や運用支援、展示会の開催準備などを一手に引き受ける。「操作方法を教えるのではなく、それぞれのお客さんが求める最適な運用方法を実現するのが仕事。お客さんから教えられることでノウハウが身についてきました」と感謝を忘れない。100機種を超えるシステム機器の特性や使い方を把握している。

 本社とグループ会社で約30人の「はかりのインストラクター」として10年間、現場に立ってきた。入社直後は大店立地法施行前の駆け込み出店が相次ぎ、2週間に1度のペースで新店のシステム設置に奔走した。スーパーの開店日は午前4時ごろから店に入り、店員と一緒に働く。「納入したシステムが店で無事に稼働した時が一番、満足感を得られる。現場にいることでお客さんとの人間関係ができるだけでなく、システムの改善点も見えてくる」と話す。

 大学時代、宇治市の大型量販店でレジのアルバイトをしていた。厳しい職場と知っていただけに「スーパーにいい影響を与えられる仕事がしたい」と入社した。

 2005年にはPOSシステムの開発プロジェクトに加わった。レジの画面を見やすくするため、青果には緑、総菜にはオレンジなどと色分けした線を引くなど工夫し、「レジを打つ女性店員の目線で新しい製品を作り出すことができた」と胸を張る。

 今年4月からはインストラクターや営業担当者の教育にもかかわっている。「後輩が活躍するようになることが何よりもうれしい。人を育てることで製品や会社の価値、ブランドイメージを向上させたい」と新たな目標に向かって走り続ける。

いわま・ゆみ 関西大卒。99年イシダ入社。流通FAシステム部特販課などを経て今年4月から現在の配属先に。毎週1回社内で発行するメールマガジンが近く200号に達する。趣味はまち歩き。城陽市在住。33歳。

【2009年8月9日掲載】