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運用相談 細かく目配り

住友信託銀行京都支店営業課長 泉谷幸代さん
住友信託銀行京都支店営業課長 泉谷幸代さん

 全国で屈指の規模を誇る京都支店で個人客の窓口業務をはじめ、法人営業の担当者から預かった通帳の処理や手続きを担う。営業課は36人の大所帯で、窓口担当は14人。9つある資産運用相談ブースの様子に細かく目を配る。

 窓口業務は個人向けサービスの原点だけに「お客さまの話をじっくりと聞かないと、最適なアドバイスはできない」と言い切る。不動産や相続も扱う信託銀行の業務は幅広く、相談の模擬訓練などで人材育成に力を入れている。

 営業分野一筋で23年近くを過ごしてきた。「もともと人と話すのが好きだった」ことから迷わず金融機関に就職した。大阪市の本店では希望通り窓口担当になったが、奈良市の奈良西大寺支店では内勤になった。当初は残念に思ったが、仕事に慣れるにつれて、事務を手際よく処理することがおもしろくなった。

 折しも金融危機のまっただ中で、業務効率化の機運が高まっていた上、投資信託など取扱商品も増え始めていた。本店の依頼を受け、出金や預金など複数の注文が1枚でできる伝票を試験運用し、現場の目線で改善した。「無駄を省き、スピーディーに仕事ができるようにみんなで取り組んだ」と振り返る。

 念願がかなって京都支店に転勤したのは昨年1月。異動のたびに勤務先近くに夫と引っ越しを重ねてきたが、学生時代からあこがれてきた京都で初めて自宅を購入した。

 京都支店は、窓口担当者の指名が多いなど「ほかの支店よりもお客さまとの関係が濃密」と驚く。その分やりがいがあるといい、「若い人たちのいろいろな個性を集約し、お客さまに愛されるチームを育てていきたい」と決意を語る。

いずみや・ゆきよ 京都女子大短期大学部卒。87年に住友信託銀行入社。本店営業部、奈良西大寺支店を経て2007年に茨木支店で営業課長に。09年1月から現職。趣味はダイビングで、よく沖縄を訪れる。大阪市出身。43歳。

【2010年2月14日掲載】