京都新聞TOP > 経済特集アーカイブ > MyウェイMyライフ
インデックス

ホテルの顔 まずは笑顔

大津プリンスホテル宿泊部リーダー 高橋美樹さん
大津プリンスホテル宿泊部リーダー 高橋美樹さん

 夏休みの繁忙期に多くの家族連れでにぎわうホテル。最寄りの観光地を尋ねる宿泊客に、地図などを使って丁寧に対応する。フロントのインフォメーションコーナーは館内全般からホテル外まですべての質問に対応する重要部署だ。「何よりも笑顔で接することが大切。聞いていただいたことには頑張って答えます」とホテルの顔として活躍する。

 大津市内にあるホテルだが、隣の京都市を観光する宿泊客も多く、京都観光の知識も求められる。勉強を重ね、滋賀から京都まで幅広く対応する。「よく訪れる宿泊客に顔と名前を覚えてもらうのがうれしい。名指しで用事を頼まれると信頼関係ができてきたと感じる」

 1989年に開業した大津プリンスホテルで立ち上げから働き続け、「琵琶湖をこれだけ高い場所から眺められる施設はない」と誇りに感じている。

 あこがれのベルガールからさまざな仕事を経験し、「普通では会えない多くの人と会えるホテルで楽しく仕事をし、いろんなことを学ばせてもらえる。苦しいことはない」と言い切る前向きな性格。「昔は人見知りをしたけれど、接客は教えられてできるものではない。相手を思いやる気持ちがあれば自然と体が動く」とプロの顔をみせる。

 ホテルのテニスサークルに所属し、週2回は汗を流してリフレッシュ。「高校1年の娘にあきれられるぐらいのめりこんでます。自転車で観光地を巡るのも好き」という運動好きの一面も。

 働く母として今後取り組みたいことがある。「自分が子どもを産んだ当時は働く女性は少なかったが、最近は働く女性を支える環境がかなり充実してきた。時間が不規則な中、自分も周囲に支えてもらってここまで働くことができた。女性にとって働きやすい職場環境をさらに充実させていきたい」と目標を掲げる。

たかはし・みき 京都国際文化専門学校卒。1988年4月、プリンスホテル入社。大津プリンスホテルの立ち上げからのメンバー。ベルガール、宿泊予約、ブライダル、客室などを経てフロントを担当。福井県出身。43歳。

【2010年8月15日掲載】