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京都高島屋スポーツ担当バイヤー 山本彩さん

楽しい運動をお手伝い
京都高島屋スポーツ担当バイヤー 山本彩さん

 9月にリニューアルオープンした京都高島屋のスポーツステーション。健康志向や美への関心の高まりを背景に刷新した売り場を担当する。「多くの人に楽しく、快適に運動してもらえるようお手伝いしたい」と意気込む。

 ここ数年、スポーツ売り場を訪れる客層が変わってきたという。以前は経験者が多かったが、ジョギングや登山ブームなどで初心者、特に若い女性の客が増えた。

 リニューアルでは従来のテニスとスイミングに加え、アウトドア、トラベル&ウオーキング、ランニング&フィットネスに売り場を再編し、買い物相談やイベントの企画・紹介を行うカウンターを新設。スポーツ売り場の敷居が低くなるよう配慮した。「ビギナーにも優しい売り場にし、スポーツを始めるきっかけを見つけてもらえれば。ファッションから始めるのもいい」と話す。

 中学・高校時代にソフトボール部、大学時代には体育会テニス部に所属。現在はマラソンやトライアスロン、野山を駆けるトレイルランニングなどを楽しむ。かつては1人で出場していたが、社内チームでマラソン大会に参加した際、仲間と一緒にゴールする喜びを知った。「ともに感動を体感する。そんな楽しさを多くの人に味わってほしい」。さまざまなスポーツを通じて築いた人脈は、新しい商品情報の入手などに生かされている。

 就職後、股関節や両ひざ、足首の手術を計4回経験した。今でも痛みを我慢しながら走ることもある。だからこそ「ひざなどの痛みを抱えた人の気持ちが分かる」と自負する。リハビリや筋力トレーニングの知識を生かし、親身な接客を心掛けている。

 2012年、京都マラソンがある。今後、マラソン熱が高まると予想され、大会を見据えてランニング教室を開いている。「教室で走り始めた人たちが仲間となり、京都マラソンに一緒に参加する。そうなったらいいですね」

やまもと・あや 同志社大卒。1983年、高島屋入社。食料品や宝石、紳士雑貨の売り場を経験し、スポーツは通算14年担当。趣味はスポーツのほか読書で、横山秀夫や浅田次郎などを読む。京都市山科区出身。49歳。

【2010年10月24日掲載】