京都新聞TOP > 経済特集アーカイブ > MyウェイMyライフ
インデックス

美しさ願う女性応援

優美社長 奥村真理さん
優美社長 奥村真理さん

 美しくなりたい−。そんな願いを抱く女性を応援する。美容機器や化粧品、健康食品の開発・製造、美容事業の総合企画プロデュースなどを展開している。設立から丸3年を迎える会社の名前には「優しくしとやかな美しさ」というメッセージが込められている。

 人気商品の一つが「美潤透花泥パック」。「世界5大泥」と言われる沖縄のマリンシルトやモロッコのガッスール、韓国の黄土などに植物エキスを加えた泥パックで、良質のミネラルを補給して肌の健康を保つ。美白効果もあるといい、発売当初は年間約500個だった売り上げが、今では7千〜8千個に増えた。

 約15年間、京都市内にある美容・健康機器などの総合開発メーカーに勤務した。経理事務のアルバイトで入社した後、正社員に。商品企画・開発や海外輸出、人事、法務など全部署を経験し、取締役営業本部長にまでなった。

 当時は約250人の部下がおり、とどまるのも一つの選択肢だったが、「現場に足を運び、お客とふれあいながら仕事をしたい」と起業を決意した。現在の従業員は3人で、自ら営業も担当する。「しばらくは少人数でやっていきたい。現場が好きだから」

 東京や福岡などの会社で開かれるセミナーや社員教育の講師も務める。若手社員には「やらされてると思うのではなく、目標を立て、ひたむきに前進を」と励まし、「約束を守る」「間違ったら謝る」「お礼をしっかりする」など人として大切にすべきことを説く。女性経営者クラブも主宰。医師や不動産会社のオーナーら第一線で活躍し、美に貪欲な女性たちと交流を深め、ビジネスのヒントを得ている。

 今年から海外販売に力を入れる。生まれ育った京都にこだわり「和」の素材を使った新商品も考案中だ。「世界中の人に美と健康を提供し、幸せな人生の実現に貢献していきたい」と目を輝かせる。

おくむら・まり 大阪市内の写真専門学校を卒業。大手印刷会社のファッションカメラマンを経て、美容・健康機器などのメーカーに入社。2007年に退社し、08年2月に優美を設立。趣味はワインや寺社巡り。京都市西京区在住。38歳。優美は京都市西京区大原野石見町302の3。TEL075(335)0711。

【2011年1月6日掲載】