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式場の不安、笑顔で解決

リーガロイヤルホテル京都 ブライダルサロンマネジャー 鈴木弥子さん
リーガロイヤルホテル京都 ブライダルサロンマネジャー 鈴木弥子さん

 結婚するカップルが訪れるブライダルサロンを7月から担当している。マネジャーとして同僚の女性5人とともに、ホテルの様子や式場、料理などを説明し、相談に乗る。「来館した新郎新婦と最初に接するので、アットホームな雰囲気を感じてもらえるよう心掛けている」

 笑顔あふれるウエディングにするには、リラックスして希望を話してもらうことが大切だ。「初めてのことで新郎新婦はどうしたらいいのかという不安を抱いている」ため、「式場選びのポイント」「最もこだわりたいこと」「挙式スタイル」などを問うアンケートを基に会話を膨らませて心配を取り除き、和やかな雰囲気の中で本音を引き出すよう努めている。

 式場選びには3〜4カ所見て回るのが普通で、5カ所以上回る新郎新婦も。多くが2カ所に絞り込んでから悩むといい、「予算面など何がネックになっているかを探り、できる限り希望に添えるようにする」。何度も話し合いをした結果、「リーガさんに決める」と言ってもらえた時が一番うれしい瞬間だ。

 人と接するのが好きで、高校時代からホテル就職を志望した。宴会予約の担当が長く、大規模な学会や企業の世界大会などの際には泊まり込みで勤務したこともある。「体力的に鍛えられた」と苦笑しつつも、「妥協せず手を抜かないことも学んだ。こちらが妥協すれば客にも妥協を強いることになる。今の部署でもとことん新郎新婦に付き合っていきたい」と話す。

 現在は21日の「グランドブライダルフェア」の準備に忙しい日々を送る。3D(3次元)映像による新郎新婦のプロフィル紹介をはじめ、ドレスを着ての入場体験や模擬披露宴などを体感してもらい、新規顧客の獲得を目指す。

 ブライダル担当はまだ日が浅く戸惑うことも多いが、「『ちょっと遊びに来た』という感じで気軽に立ち寄ってもらえるような空間づくりを進めていきたい」。優しい笑顔で抱負を語る。

すずき・みつこ 大阪外国語専門学校卒。1992年入社。フロント課、テレフォンサービス課、宴会予約課を経て、今年7月からブライダル課に。趣味は6、7年前に始めたダイビングで、沖縄の海が好きという。京都市出身、北区在住。39歳。

【2011年8月7日掲載】