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府庁3号館建て替え

府警本部本館改修に合わせ

「新3号館」、一部を文化庁使用

 京都府は、文化庁の移転先となる府警本部本館(京都市上京区)の改修に合わせて、耐震強度が不足している府庁3号館の建て替えを一体的に進める。現在の府警本部北側(現・駐車場)に隣接して「新3号館」を建て、一部を文化庁が使う。2021年度の完成を予定している。6月定例会に提案中の本年度一般会計補正予算案に設計費などの事業費3億円を盛り込んだ。

21年度完成予定

京都府警本部本館(手前)の改修に合わせて建て替える府庁3号館(右奥)=京都市上京区
京都府警本部本館(手前)の改修に合わせて建て替える府庁3号館(右奥)=京都市上京区

 府警本部本館は昭和天皇の即位の礼に合わせて1927年に建てられた。地上3階、地下1階で延べ約4280平方メートルあるが、文化庁京都移転に向けて耐震改修が必要な上、床面積の不足も課題となっていた。一方、府教育委員会が入る府庁3号館は58年完成。震度6強の地震で倒壊する恐れがあり、現在は一部フロアの使用を中止している。

 新3号館は延べ約9千平方メートルの規模とする方針で、このうち不足する文化庁分に約2400平方メートルを充てる。府教委の執務室のほか、会議室などを設ける。外観を保存することが決まっている府警本部本館(新・文化庁)と調和したデザインを検討し、渡り廊下で往来を可能にする。

 現3号館に入っている府教委の部署は、本年度中に下京区の京都産業大むすびわざ館に一時移転する。同館は解体する。

 19年度まで設計や埋蔵文化財調査を進め、20年度から工事を始める。

【2018年07月11日掲載】