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京の町並み、変遷紹介

市、新景観政策10年で冊子
京都市の新景観政策施行から10年を記念し、経緯や記録をまとめた冊子
京都市の新景観政策施行から10年を記念し、経緯や記録をまとめた冊子

 京都市は、2007年度の新景観政策施行から昨年度まで10年間の歩みや今後の方向性をまとめた冊子「新景観政策 10年とこれから」を発行した。

 新景観政策では、相次ぐマンション建設や京町家の減少などを背景に京都特有の景観が失われつつあるとして、建築物の高さ規制やデザイン基準の見直し、屋外広告対策の強化などを進めた。

 町並み保全への対策を求める視点から、市の景観政策に一石を投じた2000年4月の市建築審査会裁決書の付言や、各種団体の提言、新景観政策の策定に向けた理念を示した審議会の答申などを掲載し、施行の背景や経緯を紹介した。政策の効果に加え、持続可能な都市づくりに向けた規制など次代の景観政策を考える際の視点も示した。

 昨年の施行10年を記念して哲学者鷲田清一氏らを招いて開き、景観や都市計画を議論した一連のシンポジウムの内容も収録した。

 A4判、182ページ。市役所や市の図書館で閲覧できるほか、市ホームページで公開している。

【2018年06月19日掲載】