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罰則 来年2月以降に

周知徹底と京都市
 京都市は、繁華街での歩きたばこを禁止する「路上喫煙防止条例」の罰則適用について、当初予定していた十一月実施を見送り、来年の二月以降に延期する方針を、二十一日の市議会文教委員会で明らかにした。今秋の観光シーズンに罰金を取ると、条例を知らない観光客とトラブルが起こりかねないと判断し、周知を徹底する。

三条通(三条大橋―寺町) 寺町通(御池―四条) 新京極通(三条―四条)3区域追加も

 同条例は中心市街地を禁止区域に指定し、違反者に二千円以下の「罰金」を科す。当初は八月中に禁止地区を決定し、罰則を導入している他の政令指定都市並みの三カ月の周知期間を経て、十一月一日から適用を目指していた。
 しかし、京都は他都市に比べ国内外からの観光客が多く訪れ、市議や市民から「市民のほか、観光客に短期間で周知するのは難しい」との声が寄せられた。また、当初は禁止区域での喫煙者に「注意に従えば罰金を徴収しない」との方法も検討していたが、喫煙を確認すれば即、罰金を取る方針を固めたことから、周知徹底が必要とみている。
 このほか、禁止区域も四条通(烏丸−四条大橋間)と河原町通(御池−四条間)に加え、三条通(三条大橋−寺町間)、寺町通(御池−四条間)、新京極通(三条−四条間)の三つの通りを追加することを決めたほか、市バスの停留所に設置している灰皿(約三百五十カ所)をすべて撤去するよう市交通局に申し入れることも明らかにした。

【2007年5月22日掲載】