京都新聞TOP > 政治・社会アーカイブ > 路上禁煙条例
インデックス

過料は千円

6月から実施
 京都市中心部での路上喫煙を減らすため、市は十九日、「路上喫煙禁止区域」に指定した河原町通や四条通などの繁華街で、今年六月から違反した喫煙者に対して千円の過料を徴収する方針を明らかにした。
 市は昨年六月に路上喫煙等防止条例を施行し、十一月から中心部の河原町、四条、烏丸、三条、新京極、寺町、錦小路など各通りの一部区間(延長七・一キロ)を禁止区域に指定し、監視指導員による巡回を続けている。
 市の調べによると禁止区域では、指定直後の十一月には指定前と比べ喫煙者割合が35%減少したが、今年一月には27%減にとどまった。すでに千−二千円の過料を徴収している政令指定都市五市では喫煙の減少率が高くなり、過料の徴収率は二千円よりも千円の方が高い傾向が出ている。
 これらを参考に、同日、中京区で開かれた「市路上喫煙等対策審議会」で市民の喫煙マナーの向上も期待できるとして、六月一日から千円の過料を徴収すべきとの答申がまとまった。来月、市が正式決定する。
 六月以降は禁止区域内で指導員が直接、違反者に現金での納付を求め、持ち合わせがない場合は納入通知書を手渡す。徴収に合わせて区域内に喫煙場所を一カ所設けるほか、指定区域を示す表示板を路面に取り付ける。
 徴収開始時期については四月ごろとする案もあったが、周知期間確保のほか、春の観光シーズンでの混乱を避けるため、六月にした。

【2008年2月20日掲載】