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「罰金」効果アリ

市中心部 徴収1ヵ月 違反は88人
 京都市が中心部に路上喫煙禁止区域を設け、喫煙者から千円の過料徴収を始め、一カ月が経過した。六月の違反者は八十八人で、八十一人が過料を支払った。「禁止区域を知らなかった」などと言い逃れをする人もあるというが、大きなトラブルはなく、過料の効果が徐々に表れているようだ。
 昨年十一月から河原町通(御池通−四条通)や四条通(東大路通−烏丸通)など計十通り延べ七・一キロ区間が路上喫煙禁止区域に指定され、今年六月一日から監視指導員による過料徴収が始まった。
 過料徴収前に指導員が区域を巡回し、月約千人の路上喫煙者を発見、注意していたが、実施後一カ月で八十八人に激減した。
 市は、指導員が一人減の五人になり監視がやや手薄になったが、過料の効果が大きく、喫煙者減少につながったとみている。
 違反者の内訳は市在住者が三十七人、外国人二人を含めた市外四十四人、七人は不明。性別では男性七十人、女性十八人。
 七十八人がその場で現金を納め、持ち合わせがなかった十人に納入通知書を交付。七人は二週間の期限が過ぎても納付がなく、近く督促状を送付する。
 過料徴収を始めている大阪市や横浜市など他都市と同様に禁止区域での路上喫煙は減少しており、市は「条例の周知と禁煙への理解が進みつつある」としている。
 ただ、納付を拒否して逃げたり、指導員を見つけ慌てて火を消す歩行者もいることから、今後も禁煙の徹底とマナー向上を呼び掛けていく。

【2008年7月11日掲載】