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観光地も路上喫煙禁止 京都市が方針

清水・祇園と京都駅の周辺 来訪者への周知課題
多くの観光客でにぎわう清水寺周辺。京都市が路上喫煙禁止区域の指定を予定している(2010年10月撮影、京都市東山区)
 京都市は、路上喫煙禁止区域を清水・祇園(東山区)、京都駅(下京、南区)の周辺にも拡大する方針を決めた。18日午後から開かれる路上喫煙等対策審議会に計画案を提案する。国内外の観光客が多数訪れる観光地の指定は全国でも珍しく、観光客への周知が議論になりそうだ。
 市は2008年6月から河原町通や四条通など主要道路(7・1キロ)で違反者に千円の過料を徴収し、昨年7月には中心市街地のほぼ全域(16・5キロ)を対象とした。
 禁止区域では、路上喫煙が大幅に減少する効果が出始め、観光地の指定を求める声も強まっていた。このため、市は市内最大の観光地の清水・祇園地域と、京都駅の追加指定を目指し、審議会に諮る。
 計画案では、清水・祇園地域は二年坂や産寧坂、五条坂など5・6キロ、京都駅周辺では烏丸通や駅前広場など5・3キロ。両地域が指定されると、禁止区域は27・4キロになる。
 京都市は審議会に承認を求め、早期の指定を目指すが、京都駅はJRだけで1日36万人の利用があり、清水寺には年間500万人の観光客が訪れ、外国人も多い。今でも違反者の3割は京都市外の在住者で、市外への周知徹底が大きな課題になる。

京都市が予定する路上喫煙禁止区域案

【2011年1月18日掲載】