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観光地も路上喫煙ダメ

京都駅、清水・祇園禁止区域に

 京都市路上喫煙等対策審議会は9日、違反者から罰則金を徴収する禁止区域に京都駅(下京、南区)と清水・祇園(東山区)の周辺地域を追加指定するよう門川大作市長に答申した。観光地の指定は全国でも珍しく、市は半年程度の周知期間をおいて、来年2月から適用する予定。

 2008年6月から河原町通など幹線道路(7・1キロ)で罰則金千円の徴収が始まり、昨年7月には中心市街地のほぼ全域(16・5キロ)に拡大。市は多くの人が集まる観光地にも広げるため、1月に京都駅、清水・祇園地域の追加指定案を審議会に諮問していた。

 答申で新たに規制されるのは京都駅周辺は八条通、烏丸口の駅前広場と七条、東洞院、塩小路、西洞院通に囲まれた地域など計5・3キロ。清水・祇園周辺は二年坂や産寧坂、五条坂、清水坂など計5・6キロがそれぞれ対象になる。

 今後、観光客への周知が課題で、現在も違反者の4分の1が市外在住者。市は旅行会社やJR西日本などの協力を求め、外国人向けにホームページで広報する。

 審議会の彦惣弘会長は「観光客への事前周知をしっかり実行してほしい」と述べ、門川市長は「京都を世界一安心安全な観光地にしたい」と話した。

【2011年6月16日掲載】