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BBS運動発祥の地の石碑

きっかけは手紙
BBS運動が始まった地を今に伝える石碑(京都市東山区妙法院前側町)
 非行少年や少女らの友達になり、兄や姉のような立場で立ち直りを助ける「BBS運動(ビッグブラザーズ アンド シスターズ ムーブメント)」。京都市東山区の京都女子高正門前の碑は、一九〇四年に米国で起こった同運動が、日本では京都で始まったことを物語っている。
 四六年、京都の一学生から京都府に手紙が届いた。「近ごろの少年犯罪に関心を持っており、学生が少年の良き相談相手、友として正しい道に導きたい」。手紙をきっかけに翌年、京都少年保護学生連盟が結成された。各地でもその時期に同様の活動が起こり、後に日本BBS連盟という全国組織ができた。石碑は、京都少年保護学生連盟の発会式が開かれた京都女子専門学校(現・京都女子大)の近くに、日本BBS連盟が、式から五十周年の九七年に建てた。高さ約一メートル、幅約七十センチ、奥行き約六十センチ。
 石碑横で友人と待ち合わせをしていた同大学家政学部一年の学生(一八)=大阪市=は、「BBS運動がここで発祥したことを知って誇りに思う」と話していた。

【2007年8月7日掲載】