京都新聞TOP > 特集アーカイブ >
インデックス

エスタンピーダ像

公園見守る馬3頭
迫力ある「エスタンピーダ」像(京都市左京区・宝が池公園)
 ごつごつした岩の上で前足を上げて跳ねたり、駆けたりしている荒々しい三頭の馬。エネルギーに満ちあふれ、エキゾチックな雰囲気を醸し出す像は、宝が池公園の駐車場そばにある。
 京都市と姉妹都市提携を結んでいるメキシコの第二の都市グアダラハラ市から、一九九一年に提携十周年を記念して寄贈された。像は高さ約二メートルの真ちゅう製で、重さは馬一頭あたり一−一・五トン。グアダラハラ市の彫刻家ホルヘ・デ・ラ・ペーニャ氏が制作し、現地から公園まで運んで設置された。
 名前の「エスタンピーダ」はスペイン語で、「野生馬が群れをなして暴走する様子」を意味するという。躍動感あふれる姿に、両市が一層発展するよう願いが込められている。
 公園にはジョギングや散歩を楽しむ家族連れらが多い。像は、池を囲む赤く色付いた木々や野鳥が集う静かな水面を、じっと見つめているようだ。散歩していた会社員の男性(58)は「まるで公園の守り神のようですね」と話す。

【2007年12月4日掲載】