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[51系統]立命館大学前−四条河原町

繁華街へ乗り換えなし
市バスから見える京都御苑の紅葉が秋の深まりを教えてくれる(京都市上京区)
 終点は四条河原町。到着後、バスと乗客がどうなるのか知りたくて烏丸丸太町から乗ってみた。観光シーズンにもかかわらず乗客はまばらだ。停留所から乗り込む人も観光客には見えない。
 小さな子ども連れの母親、買い物に行く様子のお年寄り…。昼間は一時間に一本しか走ってないけれど、地下鉄烏丸線と東西線の上を走る珍しい路線は、地元の人にとっては乗り換えなしで烏丸通から河原町かいわいに行ける便利な足だ。
 四条河原町に到着後、「ご利用ありがとうございました」のアナウンスとともに行き先表示が立命館大学に代わったが、乗り続けてても大丈夫。四条烏丸あたりから、地図を持った観光客らしい人の姿が見えてきた。
 京都御苑、北野天満宮など観光地に近づくにつれて乗客は順調に増えたが、大学生の姿は少ない。終点の立命館大学まで一緒だった男性(三二)は他大学の講師。「四条から一本で来られるので研究会の時はよく使います」と話していたが、授業のある学生にとっては本数の少ないバスは利用しにくいのかもしれない。

 【メモ】 主な経路は立命館大学前〜烏丸今出川〜河原町三条〜四条河原町〜烏丸御池。営業距離は往路、復路とも7.7キロ。平日運行回数は22.5回。1日の乗客数は1150人。(2004年度市交通局調べ)