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[101系統]京都駅前−北大路バスターミナル

名所結ぶ人気の急行
夕方、静寂が広がるわら天神の境内(京都市北区)
 リュックを背負った人が目立ち、中国語の大きな声も飛び交う。外国人にも分かりやすいように鮮やかなデザインが描かれた「洛バス」。二条城や北野天満宮、大徳寺などの名所を結ぶ急行バスとして、一九九七年にできた人気の路線だ。
 京都駅前を出発。車で混雑するなか、烏丸通を北上し、四条通を西へ向かった。堀川通の手前の南側に「ブリキのおもちゃ博物館」という看板が目立つ店がある。四条堀川で下り、向かった。
 館内には、人気キャラクターや自動車などのおもちゃ約三千点が並ぶ。高山豊治館長(五七)は「近年は修学旅行生が訪れることが多い。一味違ったスポットを行く傾向があるのでは」と話す。
 再び乗車。今出川通を経て西大路通を北上し、わら天神前へ。「安産の神」で知られる同天神の蓮井郁司宮司(五九)は「静寂を求めて来る人が多いが、路線ができてから観光客も増えた」と話す。
 西大路通を駆け上がるエンジン音が大きくなった。北大路通に入ると下り坂。あっという間に終点の北大路バスターミナルに着いた。

 【メモ】 主な経路は京都駅前〜四条烏丸〜二条城前〜堀川今出川〜北野天満宮前〜金閣寺道〜大徳寺前〜北大路バスターミナル。営業距離は往路11.9キロ、復路11.8キロ。平日運行回数20回。1日の乗客数は1818人(2004年度市交通局調べ)