京都新聞TOP > 特集アーカイブ
過去の特集記事

[67系統]上賀茂神社前−松尾橋

朝夕、ラッシュのみ運行
アジサイが色づいた梅宮大社の神苑。ネコも見とれてる?(京都市右京区)
 均一料金で堀川通と四条通の車窓風景を楽しめる路線だが、市バスの全七十四系統で最も運行回数が少ない。朝と夕方しか走っておらず、狙いをつけないと乗れないかも。五年前、路線の効率化で見直され、ラッシュ時のみの運行となった。
 朝の最終便となる午前七時四十分、バスは、もやのかかる上賀茂神社を出た。乗客は八人。通勤、通学の高校生やサラリーマンの姿が目立つ。高校生は早速、教科書を開いて勉強を始めた。
 出発後すぐに御薗橋を渡り、鴨川を横断すると堀川通に入る。北山、北大路と南下するにしたがって乗客が増え、今出川までくると車内は混雑してきた。西に折れて四条通に入り、大宮で十人近く降りた。西院では、京都外大西高の生徒らが乗り込み、すぐに四条葛野大路で降りた。
 八時半ごろ、終点の一つ手前の「梅ノ宮神社前」で下車した。修復中の梅宮大社の楼門をくぐり神苑へ。回遊式の庭園を囲む季節の花が自慢で「今はアジサイが見ごろ」と橋本以裕宮司(六六)。雨露にぬれたピンクや紫色に梅雨の風情を感じた。

 【メモ】  主な経路は上賀茂神社前〜北大路堀川〜堀川丸太町〜四条堀川(復路のみ)〜四条大宮〜京都外大前〜松尾橋。営業距離は往路、復路とも12.1キロ。平日運行回数は6本。1日の乗客数は511人(2004年度市交通局調べ)