京都新聞TOP > 観光アーカイブ > 彦根築城400年祭
インデックス

能舞台で「ブライダル」

“愛” 国宝より輝いて ひこにゃんも祝福
彦根城博物館の能舞台で愛を誓った新郎新婦
 彦根市金亀町の彦根城博物館内にある能舞台で二十四日、結婚式が挙行された。国宝・彦根城築城四百年祭の一環で、新郎新婦が舞台上で愛を誓った。
 「彦根城ブライダル 井伊家三十五万石大名庭園での結婚式」と銘打ち、日ごろは挙式ができない玄宮園や能舞台を開放したところ、彦根市内や関東などから八組のカップルが希望した。
 彦根城ブライダルの第一号となったのは、会社員菊池克之さん(三四)と、中嶋明子さん(三二)=いずれも大津市。二人とも彦根市にある滋賀大経済学部の卒業生で、彦根は思い出の地。この日は雨模様となったため、一八〇〇年に建てられた城表御殿能舞台での挙式となった。
 雅楽が演奏される中、二人はゆっくりと橋掛(はしがかり)を歩いて舞台の中央に進んだ。式は人前式で行われ、約九十人の親族らが見守るなか、二人は「明るく笑顔の絶えない家庭を築きます」と誓った。着ぐるみの「ひこにゃん」も祝福に駆け付け、新郎新婦や参列者らを喜ばせた。
【2007年3月25日掲載】